首都圏屈指の
タワーマンションエリア。
武蔵小杉駅周辺は、江戸時代から中原街道を中心に栄えていた場所でしたが、昭和初期に現在のJR南武線と東急東横線が武蔵小杉を交差するように開通すると、多くの企業がこの地に工場や社宅を建設。高度経済成長期の到来も手伝って大幅に人口が増加し、公共施設や商店・飲食店が立ち並ぶ賑やかな街になっていきます。
新線開通でHAZAWA VALLEYとつながる魅力的な街をご紹介
「武蔵小杉」は、羽沢横浜国大駅から相鉄・JR直通線で1駅。
大規模な再開発により超高層タウンとなったこの街は、
レトロな雰囲気も楽しめる味わい深い街でもありました。
武蔵小杉駅周辺は、江戸時代から中原街道を中心に栄えていた場所でしたが、昭和初期に現在のJR南武線と東急東横線が武蔵小杉を交差するように開通すると、多くの企業がこの地に工場や社宅を建設。高度経済成長期の到来も手伝って大幅に人口が増加し、公共施設や商店・飲食店が立ち並ぶ賑やかな街になっていきます。
ところが1990年頃にバブルが崩壊すると、多くの企業は工場の撤退や移転を余儀なくされます。これにより、都心からのアクセス性も高い武蔵小杉の駅前に広大な空白地帯が誕生し、現在のようなタワーマンションや大型商業施設が集結する街づくりが進行したのです。
ちなみに、ここ神奈川県川崎市の「武蔵小杉」と、東京都品川区の「武蔵小山」、東京都小金井市の「武蔵小金井」の3つの街のうち、どこが真の“ムサコ”かという「ムサコ論争」があるそうです。この論争に決着がつくかどうかは不明ですが、川崎市がアンケートをとったところ、川崎市民の7割以上が武蔵小杉のことを「ムサコ」ではなく「コスギ」と呼んでいるそうです。
武蔵小杉の楽しみ方としてまず紹介したいのは、駅周辺に大型商業施設が豊富で、ショッピングやグルメが気軽に楽しめること。武蔵小杉駅直結のショッピングモールが「東急スクエア武蔵小杉」「ららテラス武蔵小杉」と2つもあり、子どもが遊べる屋上庭園備えた「グランツリー武蔵小杉」、2020年12月には広いイベントスペースのある「 Kosugi 3rd Avenue」もオープン。家族みんなで楽しめる街だと言えるでしょう。
また、武蔵小杉は街の先進性ばかりがクローズアップされがちですが、古くから地元の人たちに愛されてきた昔ながらの商店街や飲み屋横丁、個人経営の飲食店が多いのもこの街の魅力。ぶらぶら散策したり、気になるお店にふらっと立ち寄ってみたりと、ちょっと大人な休日の楽しみ方もできるのです。